Fax付複合プリンタもIP-Phone化したら、かなりベンリ!

4e60f7641d3911e3838b22000ae81190_7今日夜0時頃にAmazonお急ぎ便でオーダーした低待機電力型のBrother社Fax付複合プリンタ(MFC-J4510N)が21時頃に届いた。オーダーしたその日中に届いてしまうこのロジスティクスの仕組みには、改めて感服してしまう。そしてAddictしてしまいそうになる!

早速設定設置。FaxはIPPBXとOBiを経由させて、日本Fax番号・アメリカFax番号の両方が受信できるようにした。

私は、日本のFax番号はFusion IP-Phone Smartにて取得している050、そしてアメリカのFax番号はCAシリコンバレーの408エリアコード番号で、Google Voiceを利用している。両方とも受信するには一切お金はかからない。送信時は、日本の050はFusion規定の料金(8.4円/30秒)が必要。アメリカの408は送信時もアメリカ・カナダへは無料だ。日本の方はかなり高額だが、基本Faxは受信専用なのでさほど気にしない。アメリカへは、料金などまったく気にせずバンバンFaxなり電話なりできる。両方とも電話番号維持費などの諸経費も一切不要だ。

fax050さっそく受信テストを行ってみた。まずは日本の050番号宛。問題なく受信できている。というか、当たり前。・・・といっても、案外当たり前でもないのだ。050はインターネット電話番号となり、通信形態がVoIPなので、うまく受信ができない場合があるのだ。だが、Faxに接続しているOBiがFaxにも対応しているものなので、問題なく受信ができたのだ。


fax408
つぎにアメリカ408番号宛。こちらもまったく問題ない。・・・ま、こちらもVoIPによる通信のものなので、上記の理屈で当然といえば当然だが。

それにしても、「今日日Faxなんか使わないだろー」って思ってたが、意外とそんなことはない。やっぱりまだまだアナログ通信の手段は主流だ。こちらが使わないから要らない、というわけには行かないのだ。

今回購入したBrother機はサイズはスリムな割にA3プリントもできるなど多機能だ。受信したFaxは印刷せずにモニタで確認して、必要な物だけを印刷したり、PCで見てPDFデータにしたりとといった機能は、インクや紙の節約になる。それに、Fax受信したら電話をかけてきてくれるという機能もある。私はこの機能で、IPPBX経由にてiPhoneへ内線電話を掛けてくるように設定してみた。外出中にお客様から「Fax送っておくね」っていう時に、確認の意味で便利かもしれない。内線電話なので電話代は不要だ。

Fax機という出口はアナログだが、そこに来るまでの道路をIT化することで、経費節約かつベンリになる。

Comment

Copied title and URL