IP-PBXで、国内外関わらずワールドワイドに内線通話化計画

world_ext10月よりIP-PBXの動作テストを日々行なっているのだが、ほぼ動作確認も完了し、国内のみならずワールドワイドで使用するにも、実用的に問題ないことが確認取れてきた。

日々、不明案件を調査し、不具合部分を潰していきながら、一つづつクリアにしてきたわけだが、途中何が原因なのかが分からない、いわゆる解決方法が不明な問題もあったりした…。

私の事務所では諸々の試験のためもあり、ネットワークの機材類に一部アメリカ製の商品を使用しているのだが、その原因は結局、IP-PBX機ではなくアメリカ・N社製のルータ機自体のファームウェアに存在する未解決エラーであることが分かった。そのファームウェアはどうやら、N社が未解決のまま放置していたようだ。
結局、日本で普通に多く流通している某社日本製ルータに取り替えてしかるべき設定を行ったところ、あっさりと問題なく動作するようになった。ちょっと特殊なトラブルだが、思わぬところではまってしまったというわけだ。こういったところは、やはり日本製がしっかりしており、信頼性あるという証しなのだろうか。これらテストの原因究明に関しては、台湾の開発技術者様にいつもお世話になっており、改めて感謝したい。

日本国内にIP-PBXシステムを設置し、実用レベルをテストするため、システム構築を兵庫明石の私事務所に行い、以下のように内線セットアップを行った。

内線 場所 機器 備考
01 兵庫明石・tciskFACTORY事務所内 アナログ固定電話機 ATA接続
02 兵庫明石・tciskFACTORY事務所内 スマートフォン Android WiFi接続
03 国内・モバイル用 ラップトップPC Windows 8 事務所内、出張先で使用
04 国内・モバイル用 ミニノートPC Windows XP おもに出張先で使用
05 国内・モバイル用 スマートフォン Android 2.3 常時携帯
06 アメリカ・フロリダ事務所内 ラップトップPC Windows 7 事務所内、出張先で使用
07 アメリカ・フロリダ事務所内 ミニノートPC Windos 7 事務所内、出張先で使用
08 中国・台湾事務所内 デスクトップPC  Mac OS  X
09 中国・台湾事務所内 ラップトップPC Mac OS  X
10 中国・台湾事務所内 別のIP-PBX機(IVR) 転送

文字通りの内線電話なので、通話料金は一切必要ない。相手方の内線電話を呼び出すには、内線番号(01や02など)でコールするだけだ。IP-PBXはCaller ID、いわゆるナンバーディスプレイ機能にも対応しており、どの内線電話からの呼び出しかもディスプレイ表示される。
また、DND(Do Not Disturb=着信拒否)や、VM(Voice Mail=留守番電話)機能もあり、VMが残されると、登録しているメールアドレス宛に音声ファイルが自動送信されてくる。

とにかく便利なのが電話端末を一切選ばないということ。PCとインターネット接続さえあれば、いつでもどこでも受通話可能である。スマートフォンやタブレットであっても、もちろん問題ない。

外出時にのスマートフォンから、事務所の固定電話に内線呼出([内線-05]→[内線-01])。スマートフォンのデータ通信さえできれば、タイムラグはまったくといっていいほど気にならず、通話クォリティは良好であった。
事務所の固定電話と台湾との内線受通話([内線-01]←→[内線-08, 09, 10])についても良好。コールエラーや途中で切断されるような現象は生じなかった。また、台湾現地内での内線同士の通話([内線-08]←→[内線09]など)についてもまったく問題はなかった。
アメリカとの内線通話についても検証してみた。同じく事務所の固定電話とフロリダとの受通話([内線-01]←→[内線-06, 07])についても良好。いずれも音声クオリティは、気になるタイムラグもなく、Skype使用時のような音声の途切れなども生じなかった。
もちろん、スマートフォンであればデータ通信の環境であったり、PCであればネットやWiFiの環境によって左右されるものなのだが、海外と通話していることをあまり感じさせないほどだ。
(続)

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