何かと多忙で、久しぶりのBlog更新となってしまった。
仮想環境(Virtual Box)で稼働させているWindows 8.1の調子が良くない。
起動させても途中でスタックしたり、リブートさせてもシャットダウン後に起動しなかったり、起動しても存在しているデータを読まなかったり、、、。特にDropboxとのシンクロが、うまく行っていないようだ。
トラブルシューティングしている時間もなく、日々騙しだまし使ってたら、しまいに仮想Windows 8.1上でDropboxに保存していたデータを破壊してシャットダウンしてしまった! そしてブルースクリーンに 🙁 表示。 「再起動してさしあげます」と書かれているのに、一向に起動しない(これまでそうであったように)。そして、「もっと知りたければ、あとで”DPC_WATCHDOG_VIOLATION”について検索してみな」って書いてある。
データ破壊は、さすがにかなり焦った。だが、ここ最近の怪しげな気配から、10時間ほど前にバックアップを取っていたので、さほど実害はなかった。
DPC_WATCHDOG_VIOLATIONって何だ? ・・・ってことで、ざっと調べてみた。アメリカでは、この類のエラーのことを、”Blue Screen of Death Error”(『ブルースクリーン死』のエラー)と呼ばれているようだ。どうやらこれはWindows 8 から実働されているOSの機能で、”WATCHDOG”の言葉から想像できるように、タイマー監視に関するもののようだ。
コンピュータを起動させると、さまざまなアプリケーションが起ち上がる。起動したアプリケーションは、それぞれ定期的にOSに対して信号を送っているのだが、この信号を監視しているのがWATCHDOGになる。このDPC_WATCHDOG_VIOLATIONエラーは、一定時間たってもアプリから信号が送られてこなかった際などに発せられるものになる。これまでの動作からも納得できるエラーだ。でも、根本的な原因を示すものではなく、解決策は自分で探すよりほかない。。。
調べ進めると、この機能はWindows 7 OSでも装備されているが、デフォルトでオフになっている機能であることがわかった。そして、Windows 8 OSでオンにされたこの機能は、タイムアウト時間が10秒と、比較的短時間であるということもわかった。さらに、メイン機のMacBook Proの記憶装置がSSDであることもそのエラー要因であることも判明した。
で、解決方法はいたって簡単。デバイスドライバにあるSSDのドライバをアップデートするだけだ。以下が手順である。
Windows 8.1のスタートボタンを左クリックし、「デバイス マネージャ」を開く。
「Disk drives」 > 「ドライバー ソフトウェアの更新」をクリック。
2つ目の「コンピュータを参照してドライバ ソフトウェアを検索します」をクリック。
2つ目の「コンピュータ上のデバイス ドライバの一覧から選択します」をクリック。
以上である。
なお、このWindows 8のDPC_WATCHDOG_VIOLATIONエラーに関しては、Microsoft社としても不具合を認識しているようで、アップデートのリリースもされているようだ。上記のドライバのアップデートに加えて、Windows Updateも行うことをおすすめする。
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