Microsoft が Linux の Bashシェルを Windows 10 に標準搭載する!

term

Microsoft が Windows 10 を発表して8カ月ほど経つが、この程驚きの発表があった。MicrosoftとCanonicalが提携し、今年2016年の夏に行なう大型アップデートにて、BashシェルがWindows上でネイティブに動作するという。

Bashシェルは、Linuxの各種ディストリビューションや、MacOS Xでおなじみのシェルだ。一方、これまでMicrosoft Windowsでは、Power Shell という何とも使いかたがよくわからない(というか、僕が知らないだけだが…)コマンドラインツールが用意されており、ほとんど活用できない状態であった。僕の周りでもWindowsでコマンド入力できる人は皆無で、WindowsではVMWAREやVirtualBoxなど、仮想環境上でLinuxを使いうというスタイルが普通であった。なので、今回の発表は大いに喜ばしく思う。

Windows の Bashシェルはまだまだ完全というわけではないようで、Microsoft ではバグレポートを求めているようだ。だが、このことで、世界中のデベロッパが Windows というOSにもこれまでより親近感が増すだろうし、改良していける可能性がある。

またMicrosoftは、SkypeのSDKも発表している。ブラウザの互換性その他、まだまだ不明なところはあるが、活用性は高いと想像できる。

Microsoftもどんどんオープン化していく。夏のアップデートが楽しみだ。

Comment

Copied title and URL