老舗・Dyn社が無料サービスを完全終了 ー それにかわる無料DDNS運用

子供の頃からリモコン大好きの私にとって、コンピュータの遠隔アクセスは絶対的要素である。TELNETやSSH、リモートデスクトップ、VPN…、今や、リモートアクセス方法は豊富になったが、どのような手法であっても、いまだに離れた場所のコンピュータに接続できた瞬間は、いつもときめく思いがするのは変わらない。

そのような中、ついにというか、とうとう老舗的存在のDynDNSの無料ダイナミックDNSが、2014年5月7日をもって全面終了する。
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数年前、DynDNSからDynへと社名変更した頃に、すでに新規の無料アカウント提供を廃止していたが、既得ユーザについては、定期的なログインを条件に、無料サービスの提供を続けてきていた。

有名なDDNSクライアントアプリケーションの「DiCE」とともに、WebサイトやDBサーバ公開、ホームセキュリティ用Webカメラの運用、そして最近ではIPPBXのAsteriskサーバ運用など、長年に渡りほんとうに色々と活用させていただいたが、残りあと2週間ほどで、残念ながら有料サービスへと移行する。

no-ip…というわけで、仕方ないので、あっさりDynDNSは諦めて、同様のDDNSサービスを提供する他社へ私も移行することに!選択条件は、DynDNSを利用していたリソースで、同じように設定して利用が可能なもの。そして、もちろん無料であること。そして、幾つかあるDDNSサービスの中で、No-IPを選ぶことにした。

No-IPは、ホストとなるアドレスを無料で3つまで取得できる。こちらも月1回の定期更新がないとアカウントが削除されるようになっているようだが、そのあたりはクライアント側で定期的に自動更新するので問題ない。

他にも無料DDNSサービスは存在するが、このNo-IPを選んだのは、1999年から事業を開始している運営社で、サイトの解説もしっかりしていること。そして日本を含め世界の17箇所でDNSをマネジメントしている、とされているからだ。

ということで今後も、いつでもどこでも安心してリモートアクセスが可能だ。

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