FOMA M1000(Motorol A1000)とCingular 8525(HTC Hermes)

私が昔愛用していた元祖スマートフォン、ドコモ社のFOMA M1000(通称Motorol A1000)とCingular(現AT&T)の8525(通称HTC Hermes)です。どれもOS入れ替えて、Simフリーなので、日本でも海外でも、どこでも使っていた。当時、携帯電話をWiFiで使うって観念が結構珍しくて、Free WiFiの喫茶店や、東横インのロビーにわざわざ行っていじったりしました。HermesはSkypeも使えたので、外出先でアメリカの知人とテストで電話してみたりして…、今じゃ「あ、そう」で終わってしまうことだが、そりゃもう当時はかなりエキサイティングだった。

ところで、Skypeをはじめとするインターネット電話、もう日本でもかなり浸透したと思われる。スマートフォンも今ではこれだけ広まって、どんどん便利になっている(パケット通信量の問題はあるが…)。

スマートフォン用のインターネット電話アプリケーションも推移は激しい。国内では、まだドコモ社がSymbianOSのMotorola M1000をビジネス用として唯一販売してたくらいの頃、アメリカのCingular社のHTC Hermesが、当時画期的なスライドキーボードのWindows Mobile Phoneとして発売され、これにVoIPアプリのFring入れると、Skypeを始めとする主流VoIPサービスを扱えてかなり便利だった。
やがてWindows Mobileはすたれ(?)て、iPhone/Androidへと。Skypeもその間にMicrosoft社グループとなり、そして今じゃ多くのスマートフォンユーザが当然のようにViberとかLineを使って、音声だけじゃなくSMS(チャット)も、キャリアの電話回線を使わずコミュニケーションが取れるようになってきた。

…そんな歴史を振り返って評論調(?)で物申しても、私自身も所詮は1ユーザでしかないわけで。。。

いずれにせよ、PCだけじゃなく、3Gモバイル環境もかなり進んで、スマートフォンもかなり便利になって、使いやすくなって。電話契約の要らない、チープなデジタルライフも夢じゃなくなってきた、かもしれない。

ところで私は、常にコストカットに視点をおいたデジタルライフを目指している。当社tciskFACTORYのキャッチフレーズを”The Digital Lifestyle Developer”としているが、このDevelopmentで目指すものは、ずばりコストカットだ。便利で、かつ財布にやさしい–私の大好きな言葉の一つ。大金持ちは置いといて、誰もが皆好きなはずだ。因みに私は、たとえ大金持ちになっても、性分的に大好きで居続けるだろう。

話を電話に戻す。
Skypeは置いておいて、ViberやLineって、携帯電話番号ありきのシステムなので、電話契約をなくすという意味では、これはちょっと違う。それに比べ、SkypeはSkypeOutというサービスがある。このSkypeOut契約をすれば、050の電話番号を持てる。つまり、SkypeID以外に、090・080の携帯電話や、一般のランドライン電話に掛けたり、掛けてもらうこともできるようになる電話番号を持てるということだ。
これでもう090・080の番号はいらないや、って…。でもそれなりに問題はある。中でも致命的なのは、日本のナンバーディスプレイに完全対応してないということ。通知されたり・されなかったり、掛ける度に変わったり、時には訳の分からない「1」とだけ表示されたりと…。これじゃ不審がって、誰も受話してくれない。

コストカットはなかなか難しい…。

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