MacBookProに、仮想Android4.4タブレットを実装する際の設定変更 (VirtualBox)

Screen Shot 2014-05-22 at 10.47.43 PMいまだにタブレット端末を所有していない状態の私であるが、今回タブレット端末をサイト開発環境テスト用として、Oracle社のVirtualBoxでAndroid 4.4.2 の仮想環境を作ってみた。 VirtualBoxにAndroid OSをインストールする方法については、各所にて詳しく解説されているのでここでは省略するが、環境テスト用としてPC上に、Androidタブレットを仮想的に稼働させ、十二分に事が足りた。 そこでついでに、SIP電話アプリのCSipSimpleをインストールして、仮想環境でもAndroidタブレットが、電話機としても使えるかどうかを試してみた。ちなみにPCはMacBookProである。

まったく問題なく使えるようだ。内線・外線ともに着信も発信も通常通り可能である。SIPの環境テスト用としても使えるようだ。 この仮想Androidタブレットであるが、Macで使用する場合、ちょっとした設定変更を行った方が、使用しやすくなるようなので、以下に紹介する。


 

  • 仮想Androidをしばらく放置すると、スクリーンが真っ黒になって戻らなくなってしまう。

acpishutdown
VirtualBoxのメニューより、  仮想マシン(Machine) > ACPIシャットダウン(Host+U) を選択することで、画面が回復する。


 

  • ショートカットに割り当てられている “Host(左コマンド)キー” の操作がうまくいかない。

terminal_tips_00 VirtualBoxにてデフォルトで割り当てられているHostキーは、Macの左Commandキーとなっているが、高頻度で使用する左Commandキーなので、ついつい押下して誤作動させてしまう。そのため、Hostキーを別キーに割り当てる。ここでは、右Commandキーへの変更例を示す。
host
VirtualBoxのメニューより、
 VirtualBox > 環境設定 を選択する。 入力(Input) > 仮想マシン(Virtual Machine)
にて、Hostキーのコンビネーションを、左Commandから右Commandに変更する。(この際、すぐに[OK]ボタンを押下せず。一旦どこか別の枠をクリックしてから[OK]ボタンを押す。)

また、
 キーボードの自動キャプチャー
のチェックボックスも外しておく。


これで、上述のACPIシャットダウン(Host+U) も、右Command + Uにて行える。また、マウスのインテグレーション(Host+I)についても、右Command + Iとなるので、誤作動がかなり軽減する。

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